猛暑に体が順応できていない気がするので、今週は釣りをお休み。昨年の熱けいれんと痛風発作に懲りている。特に痛風発作は禁酒したにも関わらず3カ月にわたって苦しんだので、できることなら二度と患いたくない。先週釣った魚は熟成させた方がよい魚が多く食べる魚には困らない。
一番長時間寝かせられるクエは食べてしまったが、クロムツもアカハタもカサゴも日持ちする魚だし、熟成が進むと美味しくなるので今週はこれらの魚を少しずつ食べることに。まずはアカハタの酒蒸しから。アカハタは中華風の清蒸にするという人が多いが、へた釣りの場合は日本酒と合わせたいので和風の酒蒸し。うろこを取った半身を昆布の上に乗せて酒を振って蒸す。昆布の旨みと塩気がハタの身にしみて仄かな甘みが引き立つ。ハタ科のぷりぷりとした弾力のある食感も楽しい。美味しい魚は皮まで旨い。サイズがサイズなので皮際のコラーゲンとまではいかないが、皮にもしっかり旨みがある。
著者: へた釣り