軟体動物を掴むことと並んで釣り歴10年を超えても解消できてない苦手なことがスプリットリングである。滅多に使わないがアワビ貼りブレードやタコ用エギスナップを作るときに使わざるを得ない。スプリットプライヤーは持っているが…うまく使えない。「#00から対応」であっさり解消した。
シロギス用のテンビン「夢の天秤 TL-250-0.7φ」にオモリを付けるときにスナップサルカンを介さずにスプリットリングにオモリを直接通すと仕掛け絡みがさらに減ると教わった。久しぶりに苦手なスプリットリングと格闘することになったのだが……やっぱり上手くいかない。スプリットプライヤーで作業することは放棄して、たこ焼きで使い慣れている千枚通しでリングを開いてオモリを付けた。アワビ貼りブレード作成時もブレードの穴にスプリットリングを上手く通せずにせっかく貼ったアワビシートが破れてしまったことがある。もっと使いやすいスプリットプライヤーはないものかと探してみると…もしかするとリングに対してプライヤーの大きさが合ってないだけかもと気づく。「#00から対応」と書いてあるピンセット型のリングプライヤーを買ってくると、あんなに苦手だったスプリットリングがきれいに開いてくれた。500円であっさり解消することに何年も苦手意識を持ち続けていたみたい。
著者: へた釣り