基本的なことが分かってないので釣りが上達しない? 続・深場伝説アラの章始まらず釣行でラインが艫方向に鋭角に入っていくので潮が速いのだろうと予測して仕掛けを長くした。釣行記にはそのまま書いたが下船時に船長が「潮はちっとも行かなかった」。頭の中が???だらけになる。
剣崎沖のイサキ釣りではラインの入っていく角度=潮の速さという認識で合っているんだと思う。松輪の根のイサキが着いているポイントに仕掛けが入るように風に対して船を向けて船長が操船してくれる。イサキ船団の中の船はぶつからない?と心配になるくらい接近したり離れたりしながらもほぼ同じ場所をキープする。潮が速いときはラインはまっすぐに入らず鋭角に後方に向かう。潮が速すぎて船を止められないときやあまりいい群れがないときは「流して釣ります」とアナウンスがありこのときはラインはほぼまっすぐ下に入っていく。船長から「根に入りますよ」と言われた直後の短い時間に魚信は集中する。同じイサキ釣りだが船長がやっている操船は全く別のような気がする。
宇佐美沖のカイワリ釣りは流して釣ってるのだろうか? それともポイントで止めて釣っている? この辺りからへた釣りの知識では怪しくなってくる。ラインが鋭角に入ることがあるということはカイワリの群れに仕掛けが入るように船を止めて釣っていると考えられるのだが……「潮はちっとも行かなかった」と言われて「ラインが後に行ってましたよね?」と聞くと、「今日は風が強かったからね」。風の強さまで条件に入って来ると自然科学的な思考が嫌いな頭の処理能力を完全に超える。風が強いから潮だけでなく風に押されないように船を前進させるのでラインは艫方向に鋭角に入る? 速めの速度で前進していたのならビシから撒かれるコマセが流れていく速度も速いはず? ラインが鋭角だったから仕掛けを長くは正解だった? 潮と風とラインの角度の相関……昨日からずっと考えてるけどいまだよく分からない。
著者: へた釣り