イナダも釣れないのにワラサが釣れるわけないよねぇ~とちょっとヤサグレ中。それでもワラサの釣果は気になる。毎日欠かさずチェックしているのだが……この数日、ワラサが何匹釣れたかよりもイシダイが何匹混じったかの方が気になりだす。イシダイを釣りにワラサ船に乗っちゃうか?
剣崎沖のイシダイ…実は憧れの魚である。イサキ五目でときどき上がっているのを見るが高級魚運に見放されているへた釣りの竿にはかかってくれない。イサキには毎年あれだけ通っているのに一度として釣れてくれない幻の魚になっている。イシダイという魚はどうやって食べても美味しい魚である。特にお刺身は2、3日熟成させてもコリコリとしたいい歯触りを残して絶品だ。カワハギ釣りのゲストで釣れる15センチくらいの物でも猛烈に美味いのだから、脂の乗りがよくなった30センチ以上の物なら……想像しただけでうっとりだ。
その日のワラサのポイントによるのか、釣れたり釣れなかったりはするが、釣れる日はワラサはポチポチでも、イシダイとヒラソーダ多数と報告されている。11月6日の金沢八景・一之瀬丸の釣果では、「ワラサ0~1匹、イナダ1~4匹、マダイ0~3匹、イシダイは0~3匹、ヒラソーダは2~6匹」。ワラサが本命だってことに固執しなければ、魚信もそれなりにありそうだし楽しく高級魚をゲットできそうな釣果である。へた釣り的にはむしろイシダイが本命でいい。何かの間違いでワラサやマダイが釣れたらラッキーくらいのつもりで行ってみようかなぁ~。
今週末までイシダイが釣れ続けているようなら……イシダイ本命でワラサ船に乗っちゃおうと画策中。それくらい鷹揚に構えていればワラサだって釣れてくれそうな気がする……逆に釣りたいという欲が出ているイシダイが釣れなくなる?
著者: へた釣り