上州屋・渋谷店にて行われた閻魔大王様独演会(2016カワハギミーティングIN渋谷)と閻魔大王様懇親会に参加してきた。DKO2連覇中な上に口上上手な大王様の竿の説明に物欲がムクムクと沸き起こるも先立つ物がない。懇親会では今年のTKBは予選なしの本戦一発勝負との噂を聞く。
今年のダイワの新製品で、買えるあてはないけれど、やっぱり気になるのが「極鋭史上最強」とされている極鋭カワハギ EX AGS ZERO。極鋭カワハギ AGS-Fの穂先の柔らかさと極鋭カワハギ レッドチューン ボトムの竿の張りを併せ待つ一竿と説明されていた。
ボトムから宙までを広くカバーできるが、特にゼロテンションでの目感度に優れる竿であるらしい。らしいというのは竿の説明がAGS-Fとボトムの特性を理解していることが前提になっており、たぶんこういうことだろうという推測はできるが…と思ってたら堀江超人より「ん~、ちょっと違う」とツッコミを受ける。自重60グラム以下にこだわったのは「これまでの竿と持ち比べて明らかに軽いと実感できる」ことにこだわったからという説明が面白かった。
ほかにも極鋭カワハギ レッドチューン AGS RMは「宙での釣りだけでなく、集寄の重さを感じつつの操作に向く」。極鋭カワハギ AIR 1344-2 AGSは電車やバイクで釣行する人がターゲットであるそうだ。今年は竿を新調する予定も予算もないが、話を聞いて実物を見ると物欲がムクムク。Facebookには「この人たちはカワハギ釣りに行くのに何本竿を持って行くことを推奨してるんだろう?」と持たざる者の負け惜しみを投稿しておく。軽量化が進む極鋭を買うと「財布も軽くなる」という自虐ネタが多かったが……もともと軽い財布はこれ以上軽くしようもない。
そのあとで行われた懇親会で聞けた話で一番ショッキングだったのは、「今年のTKBは予選なしで本番一発勝負」だってこと。この何年かはTKB予選突破をカワハギシーズン初期の目標にしていたので、この話が本当なら目標を見失った感じだし、毎週湾奥のどこかで予選が行われているというオマツリ感が薄れてしまうのがちょっと残念かも。本戦だけになったら参加する船宿が増えるのかな? 正式な発表を待ちたい。ところで…TKBの後につける数字はどうなるの? まさか……TKB01?
著者: へた釣り