パカパッパッパァパァーン。へた釣りはレベルが上がった。掛け枠の使い方を覚えたってなもんである。アコウダイ3匹!! 伝説はじまったかも釣行で勇者様から指導を受けできそうな気はしていた。掛け枠を買ってきてやってみたら何とかなった。まだ間違えたり時間がかかるので修行は必要。
ここで糸を抑えて、ハリスと幹糸をクロスさせてと船上で説明を受けながらやってみたが、なんせ不器用な人なので…できているようなできてないようなって感じだった。「分からなくなったらこれをほどいてどうなっているのか確認すればいい」と仕掛けを張った掛け枠を持ち帰らせてもらった。どういう仕組みで掛け枠に仕掛けが緩むことなく張られているのかは理解できたのでそれだけで地図は読めねぇ、空気も読めねぇ、掛け枠の説明はもっと…と嘆いていたころよりはだいぶ見通しはよくなっていた。
仕掛けは金沢八景・一之瀬丸でもらった5本針の仕掛け。アコウダイ用には針数が足りないのでクロムツ狙いの中深場五目で使うつもりだ。掛け枠は金具が4本出ている物が1つだけ持っている掛け枠と同じ大きさだったのでこれを購入する。電車釣行ということを考えるとバッグにもクーラーにも収めやすいこのサイズの掛け枠を使い続けることになる。あとはもう勇者様に教わったことを思い出しながら、悪戦苦闘。ハリスと幹糸をクロスさせて掛け枠の金属の間にピンと張っていく。やるべきことは分かっているのに……自分の不器用さと頭の悪さにちょっぴりイライラ。30分くらいかけてなんとか仕掛けを張り終えた。作業中の写真はない。両手をフル稼働なので写真を撮れない。
勇者様は毎回掛け枠に仕掛けを巻き直して投入していた。その方が投入時のトラブルをなくせるからだと思う。仕掛けの張り直しの作業ができるのは仕掛けの投入中と巻き上げ中、ポイント移動中。へた釣りの場合、もう少し手際よくできるようにならないとこの時間内に仕掛けを張り直すのは難しそうだ。仕掛けの投入時は針を下にした方が掛け枠を持つ手に針が刺さるという痛そうで絶対に起こしたくないトラブルを回避できるとも教わった。仕掛け投入時に毎回掛け枠を使えるようになったら、もう1回パカパッパッパァパァーンで、レベル3になれるかな?
著者: へた釣り