はじめから全開で釣れたらいいねぇ~♪ はじめから全開で次の手はなし~♪ 気が付いたらもう煮詰まりぱなっしぃ~♪ この妙な替え歌(ひらきっぱなし/ザ・クロマニヨンズ)が3時間ノー魚信でジリジリしている間中、頭の中でエンドレスリピート。あの手この手が大事なんだよね。
4回TKB決勝に出て、4回ともその年最悪の貧果に終わっているんだからどうしたもんかなぁ~っと。へた釣りのカワハギ釣りのテーマはTKB寸で好結果を出すこと。つまりTKB決勝はその年に試したり、学んだりしたことの総決算になるはずなのだが、ことごとく通用せずに、決勝翌日は脱力して反省文を書く。毎年そうなんだから、いい加減懲りろよ!!と言ってやりたくもなるが、来年もきっとTKBを目指してカワハギ釣りをしてるんだろうなぁっと。
今年もリミットメイクできなかったので、4回中2回でリミット未達。船内順位を争うTKB予選では3匹そろえなくても勝ち残りはあり得るが、複数の船で争う決勝ではまずは3匹釣らないと勝負の土俵に上がれない。TKB44決勝はK泉超人、M手洗名人の間で釣ることができた(釣るハメになったともいう)ので、2人が臨機応変に釣り方を変えて大会ルールに対応したのを見ていた。早い時間に良型を釣り上げリミットメイクしたK泉超人は餌をものすごく大きく付けて宙で良型狙い。序盤出遅れたM手洗名人はまずは3匹そろえるために型を狙わず数を3匹そろえてから大型狙いに切り替え作戦通り良型を手にしていた。2人とも船内で上位の成績。その間でへた釣りはというと馬鹿の1つ覚えでタタキ下げてから底を少し切って待つ。縦の動きに付いてこれる良型だけを獲る作戦で3時間にわたって魚を1匹も手にしてないのだから、4回も決勝に出てるくせにTKBのルール知ってるの?と自分に言ってやりたい。
今季は10センチの長ハリス(スピード7.5号)を使って低活性時対策をしていたのだが、肝心のTKB決勝の日に長ハリスを切らしてしまうという大失態をやらかした。魚信がでなくて苦戦しているときは長ハリスにすると魚信が出る。また、長ハリスは餌の動きがスローになるので良型狙い用の針として適している。お気に入りの針、がまかつ競技くわせの10センチハリス版がでないかなぁ~っと。長ハリスの欠点は魚信は出せても針掛かりに持ち込むのが短ハリスに比べて難しいってこと。低活性なので、オモリを底に付けてゼロテンション以下に送ってから掛けにいくことになると思うのだが…これが超苦手。長ハリスを使って底まで送って掛ける練習を本気でやるのが来季のテーマかな?
去年もね、決勝の日だけ釣れないのは心の問題?と書いてるんだけどね。これはもう、治らないね。TKB寸で競うならそこそこやれる気でいて、実際には超人さん、名人さん、達人さんにコテンパンにされて、やれる気でいた自分の慢心を恥じる。でもね、TKB寸ならやれるんじゃない?と普段の釣行でニタニタできないようになったら、釣りが楽しくなくなっちゃうような気がする。TKB寸を伸ばすための秘策を練って楽しくカワハギ釣りを繰り返す。決勝で秘策は愚策に過ぎなかったと気付く。お気楽釣り師だから、それでいいのだっw
著者: へた釣り