「爆臭」「集魚」という言葉に魚以上に食いついてしまう。「塩辛メーカーが作った」という得体の知れなさが興味をそそりまくる。メバル、カサゴ狙いに最適だという「自作集魚剤の素/甲殻類」を猛烈チェイス中だが、これっていったいどうやって使うんだろう? モエビをこの液で泳がせる?
「ベースタイプの集魚剤に甲殻類に含まれるアミノ酸類をプラス! 春のメバルをはじめとするロックフィッシュを対象とした商品」と説明されている。ベースタイプの集魚剤というのは「魚の内臓から旨味成分(アミノ酸)を抽出。熟成させ、さらに成分を濃縮」させたものであるらしい。塩辛メーカーならではの着眼点が活かされているそうだ。これに「甲殻類に含まれるアミノ酸を効果的にミックスした」のが「自作集魚剤の素/甲殻類」ってことみたい。ハギポンで散々苦労したので、アミノ酸の配合比率にこだわったという部分が期待させてくれる。対象魚はメバル、カサゴ、アオリイカ、ブラックバスなどとある。
使い方はオキアミをヒタヒタに漬けて、ワームを漬けこんだ後一度水洗いして、エギに浸みこませて、コマセに混ぜてという4つの方法が想定されているらしい。へた釣りの場合、メバル釣りはもっぱら船からモエビ餌。生きているモエビをドロッとしているように見える液体にくぐらせるのはあまり現実的じゃない。メバル釣りのときWAREKALAというワームを集魚用に使っているので、それを漬けこんでみるというのが真っ当かな。
臭いの強い集魚剤は、オキアミには食ってくるのにウィリーにはちっとも食ってこないときに漬けてみると想像以上に効果がある。いか原油という爆臭の液体を使って実証済みだ。メバル用にではなく、伊豆のカイワリ五目や沖のウィリー五目用に買っちゃおうかなぁっと考えている。WAREKALAにも少しだけ使ってみてメバルに本当に効くのかテストすれば、買っても損はないはず。ところで、パッケージに書かれている難易度って何のことなんだろう?
著者: へた釣り