バターがどうとか、即席ラーメンがどうとか…値上がりのニュースを見ていてもイマイチぴんときていなかったんだけど……がまかつが発表した1月1日出荷分以降の竿の価格改定表を見て、こりゃ大変だぁ!! インフレ目標って2%じゃなかった? 閃迅カワハギだと13%も値上がりしてんぞ!!
閃迅カワハギを買ったのは2011年の9月。ネットで検索して少しでも安いお店を探して、送料込みで2万3000円くらいで手に入れた。定価は2万9500円+税。2015年1月1日出荷分以降は、定価3万3500円+税で3万6180円になる。値上がり率は13%超え。「原材料高騰、人件費上昇等の影響により、現在の価格を維持することができなくなりました」と説明されている。2011年9月の円相場は76.8円。2014年9月は107.2円。日銀の追加金融緩和のせいで円安はさらに加速している。13%くらいの値上げは仕方がない?
気になるのは、がまかつが製造しているブランク部だけではなくて、ガイドやリールシートといったがまかつが仕入れていると思う部品の価格も軒並み15%以上値上がりしていること。価格改定が行われるのはがまかつだけじゃないかも……。日銀の追加金融緩和が消費を刺激するなんてとんでもない。値上がりする前に閃迅カワハギの穂先を修理しちゃおうか?と一瞬考えたが、それをもって消費を刺激したなんて言われたら癪なので、意地でも直さないと決めた。しばらく、竿とかリールとか高い買い物は控えるしかないのかなぁ?
急にマグロを釣ろう!! 一つテンヤやろう!!なんてことを考えなければ、取りあえず今持っている竿で釣りはできる。不安なのは竿の破損……へた釣りのアベノミクスへの対抗策はこれ以上、竿を折らないに尽きる気がする。
著者: へた釣り