ルアー釣りで一番困るのがPEラインとショックリーダーの結節。へた釣りはシーバスでもアキアジでもジギングでもFGノットで結んでいる。「EZノッター」という女子高生でも2分30秒でFGノットが結べるというツールを使っていた。ただし問題が…ラインブレイクすると現場で結び直せない。
EZノッターはとにかくかさばるので、家で結んでおく。タックルボックスには入れずにあくまで釣行前夜の準備時に使うものという位置づけだった。初めて困ったのは、アキアジ釣りでラインブレイクしてしまったとき。高切れしたのでリーダーごと失ってしまった。
そのときは北海道の師匠と一緒だったので、ビミニツイスト+オルブライトノットの結び方を教わって(事実上結んでもらって)事なきを得た。これが単独釣行だったら、ダブルラインでは対応できないジギング船の船上だったらと考えると……FGノットを現場で結べる道具の必要性を感じ始めていた。結べるようにならないとラインブレイクで釣り終了にもなりかねない。
昌栄から「システムスティック」というFGノットを釣り場で簡単に結ぶための道具が発表された。PEラインを挟んだシステムスティックをベストやバックに固定して使うため竿のテンションを利用しながら両手で作業できる。摩擦系の結束だけでなく、その後の編み込み補強なども両手で行えるため、これならへた釣りでも現場でFGノットを組めるような気がする。カンナビで吊るして持ち運べるサイズ、重さなのでかさばるという心配もない。
使い方が動画で公開されていたので貼っておく。発売は3月になる予定。
著者: へた釣り