イサキが釣れるかどうかは、潮汐や天候、水温によって当たり外れがあるのは当然として、加えて週末は釣果が悪化しているんじゃないかと思い始めてきた。へた釣りは6週末連続で金沢八景・一之瀬丸から出撃してるんだが、釣果が伸びない。以下、釣れない言いわけ?
へた釣りはイサキ釣りを今年始めたばかりなので、偉そうなことは言えないし、特にイサキの食い気を誘発するウィリーの種類と、シャクリ方については勉強を始めたばかりで初心者マークどころか仮免中。ウリンボ模様が消え、茶色くなったイサキを釣ったことがないのに、説得力がないということを自覚した上で、ちょっと気になっていることを書いてみる。
1.週末アングラーはコマセを撒きすぎなのかもウィリー釣りについて師匠に教えを乞うたときに最初に言われたのが、「コマセは1シャクリでアミエビが10粒もこぼれれば十分」ってことだった。船長も出船時や釣り始める前に、「コマセカゴの下は閉じて、上は2ミリも空いていれば十分」とアナウンスしているのだが、周りを見ていると、コマセの消費が恐ろしく早い。へた釣りがコマセを1回お代わりする間に多い人だと3~4回コマセを取りに行っているような……。アジは釣れるけど、イサキはさっぱりというのはこのせいではないかと思っていたりする。
2.週末アングラーは指示ダナより下を攻めてる?これも周りを見ていて思うのだが、サクラダイという金魚のような魚を釣る人が多い。ベラやカサゴまで混じるという人もいるので、指示ダナよりもかなり下を攻めているのではないかと想像される。ちゃんとタナを守っていればサクラダイは混ざらないはずなのになぁと思うし、実際、何をやっていいのか分かってなかった1回目の釣行を除いてへた釣りはサクラダイを釣ったことがない。タナを守っていればするはずのない根掛かりをしている人もたまに見かける。コマセをシャクって根から魚を誘いだし浮かせるというのがウィリー釣りのはずなんだけど。
3.オマツリが多すぎて時合を逃しているような?コマセの量が多すぎて、タナが狂っているという人がいるってことに加えて、同船している釣り人の数が多すぎて釣りにくいのは事実。オマツリが多くて、時合を逃しているような気がして仕方がない。イサキが複数匹針掛かりして、船の下にイサキの群れがいると分かっているときに、オマツリのせいで手返しができないという状況は何度か経験した。これはかなり悔しい。手早く仕掛けを入れればもう何匹かは追加できるはずなのになぁ~。
と、そんなことが気になりながらも、平日に休んで釣りに行くことはできないのが、サラリーマン週末アングラーの悲しさである。一之瀬丸のイサキは人気船なので、もう少し釣客の少ない船に移ろうかとも考えたが、船長のイサキを求めて船団を離れて行ったり来たりという操船が大好きなので、週末はダメなのかもと思いつつもきっと来週も行っちゃう。
著者: へた釣り