子供たちからのキス天食べ放題リクエストに応えるために8年ぶりにシロギス釣りを再開させてみたが、その昔に教わったり練習したりした釣り方と最近の釣り方が全く違って戸惑っている。イソメは長く1匹付け、オモリを引きずって(サビいて)釣ってはいけないなど勝手が違いすぎる。
船からのシロギス釣りは投げ釣りの遠投が不要なものと定義していた。百メートルも先の仕掛けを操作するわけでなないので、投げ釣りよりも細かい誘いはできるが基本は同じと考えていたがどうやら全く違う釣りと考えた方がよさそうだ。今回、指摘されて一番驚いたのは餌の付け方。一口でシロギスの口に吸い込んでもらえるようにタラシは長くても3センチくらいまでと覚えていたのだが、「イソメは1匹まるつけ」とアドバイスをいただく。最低でも5センチはタラシを取った方がよいそうで、場合によっては2匹付けることもあるそうだ。その方が大きいシロギスが釣れるらしい。
投げ釣りからシロギス釣りを覚えたもので、最初のうちは竿を扇型に動かして常時オモリで底を引きずって釣っていたが、アンダーハンドでのキャストなのですぐに船下にオモリが来てしまうし、ラインが投げ釣りに比べて立っているので誘い方を変えた。海底で天秤が小刻みに揺れているのをイメージして、竿をチョンチョンと動し、魚信を待つ。魚信がなければオモリを引きずって位置を変えて再びチョンチョン。オモリを引きずったときに立つ砂煙がシロギスを寄せると考えていたが、「引きずったら釣れません」と最近指摘された。オモリの位置を変えるときは持ち上げて落し直すのが正しいようだ。再着底するまでの間海底付近を漂っているイソメが強烈にシロギスにアピールするんだそうだ。
著者: へた釣り