釣れないのは自分とせいという自覚があるので釣れない竿にはイライラしないが、切れないハサミには本当にイライラする。オニカサゴの棘など硬いモノをよく切る釣り用のハサミはネジの部分が緩んできたら買い換えることにしている。そろそろ買い換えどきかなと思っていたら……。
錆びるのが嫌なのでパール金属のチタンコーティングされた魚用のキッチンバサミを愛用している。刃がエグリ刃になっておりオニカサゴの毒棘を滑らずに切りやすいし、船上で釣れたてのサバで新鮮サバ冊を作るのも包丁不要でこのハサミだけでなんとかなっている。何の不満もないどころか非常に気に入っており、既に二度買い直している。普通に考えると、迷わずにもう一度これを買い直すべきなんだろうが……。
津本式コラボの釣り用多機能ハサミ「計測マルチハサミ」がHapysonから今夏発売されるらしい。硬いヒレや骨を切断できる刃形状、力を入れやすいグリップ形状、魚を安全に締められる締めツノなどの特徴を備えており、切る、締める、ウロコ取り、内臓かき出しとマルチに使えると説明されている。園芸用の太めの枝を落す剪定ハサミに形状が似ておりオニカサゴの毒棘くらいなら楽に落せそう。ネジを外すとナイフとしても使えるので、荷物を減らせるのもうれしい。実売で6000円くらい。魚用のキッチンバサミなら3本買えちゃうお値段なので贅沢かな?
著者: へた釣り