今年、宇佐美までカイワリ釣りによく行っているのは大阪行きで釣行回数が減った分、美味しい魚を釣りたいから。遺恨を残した美味しい魚がいる。白間津で一度挑戦しボウズに終わったシマアジである。深場の勇者様から連絡があった。「釣れ始めました。来月とかどう?」。もちろん行く!!
電車釣行のためあまり釣り物を選べないへた釣りにときどき新しい、自分では辿りつけない釣りを勧めてくれるのが深場の勇者様。シマアジのお誘いはこれが2回目だ。前回は4月13日に釣行したものの、シマアジは船中ゼロで終了。へた釣りはメジナとイサキしか釣れずちょっぴりしょんぼりな釣行になった(勇者様はマダイも)。そのとき「1キロ級のシマアジが釣れ始めたらリベンジしましょう」と約束していたのだが、ようやく釣れ始めた模様。海正丸のサイトで確認すると7月中旬から少し上向いてきているようで日によって凸凹はあるが竿頭の人は5匹くらいの日が多い。釣ったことがない魚なので、竿頭で5匹も釣れるならと強気にはなれないが前回釣行時の釣れれば儲けものという釣況に比べれば期待を持てる。
釣り方はカイワリ狙いのウィリーシャクリに似ていると思うのだが、探れる幅は3メートルくらいと意外と狭かった。鋭く速いシャクリが有効なのか、スローで待ちが長めの誘いが有効なのかは不明だ。いろいろ試してみるしかない。コマセを使う釣りなので、コマセと仕掛けを同調させることを意識していれば、大外しはないと信じている。ゲストにワカシ、マダイ、カワハギが混じっているので、カイワリよりはスローな誘いが有効かもと予想しているのだが……どうだろう。釣り物のシマアジを食べたことがないので、カイワリとのお刺身最強魚頂上対決も楽しみだ。
著者: へた釣り