安物買いの銭失いというが、ライフジャケットに関しては諺通りになってしまった。痩せた記念に買ったベルト型ライフジャケットだったが、使っているうちにベルト型ではなく黄色い尻尾型になってしまった。実用性には問題ないと我慢していたが、同じタイプの物を賞品にもらえて超ラッキー。
ライフジャケットの中身がはみ出てしまっている人をほかに見たことがないので、安物だからというよりも扱い方がまずかったからだと思うが、何かの拍子にライフジャケット内に収まっている黄色い浮袋がはみ出してしまった。釣りの最中だったので適当にくしゃくしゃと丸めてライフジャケットの中に押し込んだのだが……それ以来、頻繁に浮袋がはみ出してしまうようになった。次第にマジックテープの粘着力が弱まっていき、最近ではベルト型になっていることは稀で、常時黄色い中身が垂れ下がっている尻尾型になっていた。買い換えるのはもったいないので我慢して使っていたがみっともないし、何かの間違いで針先で穴を空けてしまったらという不安もあった。
時化海でたっのしーいカワハギ釣り大会で3位に入賞してもらえたのが、同じタイプのライフジャケット。「I sportarten」という同じロゴが入っていたので柄違いだが全く同じ物。買えば安物とはいえ4000円以上するので、これはうれしい。今度は黄色い尻尾型にならないようにていねいに使わないと。問題は雑に扱った憶えがないってこと。ていねいに扱わないととは考えているが、どう扱えばいいのかは分かっていない。何カ所か浮袋が膨らめば切れる細さの糸で縫っちゃおうかと考えているが……安全のための道具に少しとはいえ改造はまずいか…。
著者: へた釣り