3月12日で禁煙1年生。少し早いが自分へのお祝いに3万円を切ったスティーレ100XGを買ってきた。スペックで選ぶのは苦手なので釣具選びは「リールは所有感、竿は気分が大事」。スティーレをいろんな竿に取りつけて握りしめる。フィッシングショーでも感じたが抜群に手に馴染む。
フォースマスター9000を買うためにお金を貯めるって言ってなかったって? それとこれとは別予算。スティーレを買ったことで釣具予算はきれいさっぱり底を突いた。フォースマスター9000を禁煙2年生進級のお祝いとするべく、今日からお金を貯め始める。スティーレ100XGの箱を手にした瞬間、「あれ? これってリールを入れ忘れてない?」。それくらい軽い。不安になって箱を振ってちゃんと中にリールが入っていることを確認しちゃった。
ラインはPE0.8号を250メートル巻くか、PE1号を200メートルにするかで悩んだが、夏場のタチウオでの使用を考えてPE1号にした。家に持ち帰ったら早速いろんなリールに装着してみる。まずはメタリアカワハギMMH-175とのカワハギセット。スティーレ100XGはパーミングしやすいボディの形状をしているので、タタキなどの竿の操作が相当しやすそうだ。しっかり握れるのでオモリを浮かしての宙層でのタタキ、タタキ下げを多用するへた釣りの釣り方とも相性がよさそうに感じる。小型で握りやすすぎて、手が大きなへた釣りの場合、レベルワインダーに親指が届いてしまう。変な負荷をかけないように気をつけた方がいいかも。
夏場のタチウオにも使う予定なの超浅場用のライトゲームBBや少し深め用のカイメイスペシャルにも装着してみる。1日竿を動かし続ける釣りなのでスティーレの軽さと握りやすさは大きなアドバンテージになるに違いない。ただ、タチウオの場合はドラグガチでのゴリ巻きバトルなので、ハイギアのXGで通用するかどうかは一度使ってみないと分からない。ハンドルが51mmあって力を入れやすそうなので対応できると思うのだが……。
スティーレのお楽しみの1つがドラグが出ると人工的なドラグ音を鳴らしてくれるエキサイティングドラグサウンド。引きの強い大型の魚とやり取りしている気分を盛り上げてくれるはず。マゴチは60センチ級が来るとドラグが滑るので楽しめるんじゃないかと。黄色いベイゲーム コチ・スズキには馴染まないかもと不安だったが、黒いボディは竿を選ばず格好よくハマってくれた。
余話。某将軍様の国のミサイルの名前を模して「禁煙1号」と名付けようと思うと妻1号に話したら、「なんか当た(魚信)らないし釣れそうな気がしないから止めとけば」とたしなめられた。
著者: へた釣り