へた釣りのクーラーは大遠征用の60リットル、プチ遠征用の「アブソリュート32L」、そして近場用の「シークールキャリー」。3つのクーラーの中でアブソリュートの保冷力は群を抜いており、32リットルで容量が足りる夏場の釣りはすべてこのクーラーを使いたいが…嵩高いという問題が…。
このサイズは船では使いにくいでしょ?とよく言われてしまうが、すごく気に入って使っているのがアブソリュート32L。とにかく密閉性が高く電車釣行時にかなり傾けても海水が漏れる心配がない。保冷力も抜群で夏場の宇佐美プチ遠征でも氷がほとんど溶けずに家までたどり着ける。欠点はいくつかある。重いのはキャリーを使えばなんとかなるが、大きすぎて船の胴の間の席だとクーラーを足元に置けない。釣り座に置くと叱られることがあるので事前に釣り座が分かっている船でないと持っていきにくい。
シマノから発売される「ユニフリーズ 20L」は密閉性の高い新規ロック構造が採用されており、「水を半分入れた状態で60°傾けても水が漏れない」とある。保冷力基準の表記がこれまでの「I-CE」から「COOL」に変わってしまったのでアブソリュートと比較しにくいが、3面真空パネルを採用した最上位モデルのTDなら間違いないはず。重量は4.6キロで外寸は問題なく胴の間の席でも足元に置ける。それでいて45センチの魚なら折り曲げずに入るらしい。実売で2万6000円くらい。お金がないのですぐには買えないが、暑くなる前には欲しい。
著者: へた釣り