カワハギ地獄の閻魔大王様が「オススメの守備範囲の広い2本」という投稿をSNSにされていた。リーディングLG73MH190と極鋭テンヤタチウオSP73190を勧められていた。へた釣りが今持っている竿を2本残して処分するならカイメイSP 30-210と極鋭コンセプトゲーム P HHH-205AGSを残す。
カイメイSP 30-210を残すのは閻魔様がリーディングLG73MH190を選ばれたのと理由はほぼ同じでオモリ20号~80号を使う釣り、ライトアジ~ウィリー五目、タチウオ、コマセマダイまでを広くカバーできるから。メバルやマゴチだって専用竿に比べると魚信を弾いたり掛け損なったりする率はいくぶん高くなるとしても対応できる。大きな魚とのやり取りがあまり上手ではないへた釣りでも良型のハタやワラサ、小型のカンパチまでなら獲れた竿だ。ライトゲームロッドほど柔らかすぎずしっかり仕掛けを動かせるので多動性中年の愛竿その1になっている。
極鋭コンセプトゲーム P HHH-205AGSは80号より重いオモリを使う釣りにこれまた幅広く対応できる竿だと思う。オモリ負荷は80~200号。メインの対象魚として設定されているのはオニカサゴ(オモリ120号)とアカムツ(オモリ200号)だが、メタルトップのおかげかシロムツやユメカサゴの魚信もしっかりと穂先に伝えてくれる。名人からはそれは気のせいと言われたが安い専用竿よりヤリイカのサワリも察知しやすい気がする。もっと適した調子の竿を持っているので試したことはないがビシアジだってなんとかなると思う。人生初にして唯一持っている極鋭なので、釣れる気しかしない愛竿その2である。
著者: へた釣り