クロムツに関しては間違えてるかもしれないなりにこう釣るというへた釣りなりの釣り方がある。一方、アカムツに関しては釣り方が全く分かっていない。クロムツに比べ浮く魚ではないので底をネチネチやっていると釣れるときもあれば釣れないこともあるという程度の方法論しかない。
大して数を釣ったことがないので、釣れたときの釣り方は覚えている。人生初のアカムツはクロムツ狙いで誘い下げてオモリが底に着いた瞬間に竿先を大きく揺らすような魚信が出た。2匹目のアカムツは投入後、糸ふけをとってどうやって誘おうかな?と考えている瞬間に竿先がガコガコと揺れた。3匹目、4匹目は外房の超速潮で底を切らないように少しずつ糸をだしているうちに釣れた。5匹目から9匹目も外房で底を追いかけているだけで釣れた。間違いないのはアカムツは底から2.2メートル(捨て糸1メートル+枝間1.2メートル)内で食ってきているということ。
と考えるとアカムツは2本針仕掛けで十分な気もするが、三崎港・えいあん丸の釣果報告を見ると、ゲストにアラ、クロムツ、シロムツ、ユメカサゴ、オニカサゴが混じることがあるようだ。幹糸はLT深場のモノを流用するつもりで5本針で作ってあるので、下の2本針は浮力のあるアカムツ用のマシュマロボール&ケイムラパイプの針で、残る3本はクロムツ用で実績のあるはりよしのホタ針15号でやってみようと考えている。本命はあくまでアカムツなので探る幅は2メートルくらいと狭くして70センチ刻みで3回落としてネチネチと誘ってみたい。
著者: へた釣り