令和の初釣りは雨の中釣行は、久しぶりにカイワリ用のウィリー仕掛けを改良した。1戦だけなのでさらなる工夫が必要だが、前半の食い渋り時に魚信をだせ、さらに夕まづめにはウィリーでトリプルを達成できた。アジ船頭と細ハリスという方向性は間違えていないという手応えはつかめた。
カイワリ用の仕掛けはチヌ針の2号にウィリーを巻いて作っていたがバラシが多かった。ウィリーの場合、針を口の中にいれてなんぼと考えているので小針が基本となるが掛かり所はどうしても運次第となる。カイワリに緑の針が実績ありと聞いて、試しに使ってみたアジ船頭だが、トリプルを達成したとき使っていたのがアジ船頭の10号。3匹ともバレようがないいい場所に掛かっていて驚いた。大きさがカイワリの口のサイズにちょうどよく、向こうアワセでいいところに掛かるように設計されているアジ用の針はカイワリにちょうどよいようだ。ヒネリなしなので海中での動きが乱れない、細軸軽量なので吸い込まれやすいという特性もウィリー用の針として適している気がする。針の色が緑なことのアドバンテージは実感できていないが、緑でも釣れることは実証できた。
船宿の推奨はハリス3号だが、へた釣りは2.5号と3号で仕掛けを用意する。最初に投入するのは2.5号。ハリス2号が標準的な東京湾のLTアジで1.5号の仕掛けを使うと周りが散発的にしか釣れない時合に一人だけ魚信が途切れないことがある。ハリス0.5号の差は魚からすると大きいのではないかと感じている。令和の初釣りは雨の中釣行で周りが全く魚信をだせてない前半に3匹釣れたのはハリスの太さの差が大きい気がする。となると、2.5号より更に細い2号ならどうだろうか?と考えたくなる。サバやイナダ相手だとハリス2号は切られる可能性ありだがカイワリ単発なら2号で十分に獲れる。2.5号でスタートし、魚信が出せなくなったら2号に、逆に夕まづめなど一荷が狙える時合は3号にと使い分けることであと1匹、2匹多く釣れるようになる気がしている。
著者: へた釣り