12月24日は金沢八景・一之瀬丸の感謝デー釣り大会。カワハギの部で参加する。何日か前から強風予報なのには気付いていた。北風とはいえ、釣っている間は10メートル以上の強風が吹き荒れそう。波は2メートル以下だが相当なバッドコンディションには違いない。決行されるのかな?
一之瀬丸の出船するかしないかの判断基準は割と明確で、港で風が15メートル吹いてなければ出船すると貼り紙で告知されていた記憶がある。大会当日も港で15メートルは吹かないだろうから出船すると思われる。出船する以上は参加する。普段は宙釣りしかしないので、時化のカワハギ釣りは苦手。底から30センチ浮かした位置から3本針を密集して配置する時化用仕掛けで、オモリを底に着けて釣る。波による船の上下でエサがなるべく動かないように竿を操作しながらデカハギからのコンタクトを待つ。エサとオモリが離れているのと、底から30センチ浮かした部分の幹糸をフグに噛み切られることが多いので時化だとデカハギ狙いで実績抜群のピカイチくんは封印することになる。せっかくこの大会に間に合わせてもらったのに……。
これまで一番ひどかった時化海でのカワハギ釣りは昨年10月の江戸前釣りサーキット大会カワハギの部。5船宿共催の予定だったが、羽田・かみや以外の4船宿は出船中止し、かみやの単独開催となった。このときは午後から14~17メートルの強風が吹いた上に、雨まで降って台風中継のレポーターのような状態での釣りとなった。それでも28.5センチが釣れたのだから、24日だってなんとかなるはず。雨が降らない予報な分、このときよりもマシなはずである。……予報を見て気分が落ちてしまわないように自分を欺いている。目指すは3台目の電動リールだ!!
著者: へた釣り