そんなにビビってあれこれ考えるんなら止めちゃえばと言われそうだけど、想定されるトラブルに先回りして回避する手立てはないものかと考えるのが好きなのである。杞憂ですめばそれでいい。でも、前もって想定して準備しておけば困ったときに対処できる。ゴム管オモリを持って行く。
暗い船上でリールを巻きすぎての穂先への巻き込みと同じくらい怖いのが穂先への仕掛けのからみ。少しくらいからんでもそれで竿が折れたりということはないのだが、枝スが35センチあるメバルの仕掛けが竿にからむと結構やっかい。竿も2.4メートルくらいと長いのでほどくのが面倒だ。実は昼のメバル釣りでも風が強かったり波があったりするときにやっている工夫がある。
サルカンの上、リーダーに0.5号、重くても1号くらいのゴム管オモリを通しておく。これだけのことで穂先とサルカンの間のラインに張りが出て竿先への仕掛けのからみは劇的に減る。夜釣りだと仕掛けのからみが昼以上にストレスになると思われるので、ゴム管オモリを忘れないで持って行こうと思う。ん? 昨日、あれこれ悩んだ巻き込み防止アイテムもゴム管オモリなら兼ねてくれるかも。
著者: へた釣り