折れてしまった海明30-210に代わる次期主力竿を探している。候補はいくつかあったが、流行りのライトゲームロッドだと穂先が軟らかすぎて、これだって物が見つかっていない。「ショートゲーム 30-135」はどうだろう? 短すぎるかな? でも、ウィリーだと竿は短い方がいいような気も。
竿は長さがあった方が、波による船の上下を吸収してくれるし、竿の弾力を活かして魚とのやり取りがしやすいというのは、なんとなく分かっている。でも、何かの思いつきで買った「リアランサーLTアジ」は160センチでも、特に釣りにくいとは感じなかった。どころか、それまで使っていた190センチのLT竿に比べて、魚信を取りやすいし、魚を掛けてからのやり取りも竿や手元に魚の引きがダイレクトに伝わってきて、それまで以上にLTアジが楽しめるようになった。釣果も竿を短くしてからの方がよい。
ウィリーは1日、シャクって止めてを繰り返す釣り。タナを上下に探る釣りなので、竿が船の上下を吸収する必要はない。穂先の動きが近くで見えるので、シャクリ方が適切かを視認しやすいし、魚信も取りやすいはず。ほかの人と竿の長さが50センチ以上違えば、混雑している船上でのオマツリが回避できるかも。竿が短いのは、魚を取り込むときに無造作に竿を船内に放り出すという釣り方にもマッチしてる気がする。海明30-210と同時期に発売されたシマノの30号の竿なので、穂先の挙動は似ているはず。この竿でカイワリと勝負するのは、実に楽しそうだ(バラシまくって悔しいだけ?)。
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Amazonで売られているのを発見したが、買った人のレビューに「かなり軽いオモリでないと負ける竿」と書いてあった。とすると、もう少し硬めの「ショートゲーム 50-135」の方がいいのかな? 50-135は錘負荷40~100号で対象魚は「コマセ系の釣り全般、ウイリー五目、ライトアジ、マルイカ、ヒラメ、アマダイなど」と書いてある。値段も1万円台半ばなので、一度触ってみたいんだけど、釣り具店で見当たらない。
著者: へた釣り