カワハギ用に「競技カワハギ」というナノスムースコートされた刺さり抜群の針を使ってからすっかりこの技術の虜だったりする。口の中に触れただけで針が立って魚が掛かる。カワハギでもメバルでもその凄さを体感できた。「チヌR」はウィリーやマゴチで魚のゲット率を上げてくれそう。
「競技カワハギ」は一昨年から使い始め、バラシも減ったし、それまでなかなか針掛かりさせることができなかったワッペンサイズも釣れるようになるなど、今となってはこの針なしにカワハギ釣りは考えられない。メバルにも「ナノヤマメ」という針を使っている。向こうアワセなのでカワハギほどには劇的な釣果の差は感じられないが、モエビを装餌する瞬間の力を入れなくてもスッと針が入っていく感触に、この針ならメバルの口にスパッと掛かるに違いないと使うのが止められない。
「チヌR」はナノスムースコートされたチヌ針。1号~6号までラインアップされている。1~3号くらいはウィリーでよく使う針だし、4号、5号はアマダイ釣りによさそう。6号はハゼ餌のマゴチですっぽ抜けを大幅に減らしてくれそうな気がする。ナノスムースコートの欠点は針先が甘くなりやすい、チモトがすっぽ抜けしやすいという2点だ。ウィリー、アマダイ、マゴチなら根掛かりが多発する釣りではないので、針先の問題はまめに針を交換すれば大丈夫だと思う。チモトはウィリーの場合UVレジンで補強してあるのでOK。アマダイ、マゴチに使うときは瞬間接着剤で補強するか熱収縮パイプを被せちゃおうと考えている。
「チヌR」は8月29日にがまかつのサイトで新製品としてアナウンスされた。それ以来、釣り具店に行くたびにまだかなぁ~と探しているのだが、まだ店頭では見当たらない。早く手に入れて次回のアマダイ釣行あたりで使ってみたいなぁ~っと。あと、イサキでも使いたいので0.8号が出るとうれしいなぁ~っと。
著者: へた釣り