フィッシング倶楽部が「テクニック伝授!東京湾カワハギ」という回だったので、結構真剣に見てしまった。がまかつ提供の番組なので、案の定、竿は閃迅カワハギ。へた釣りの愛竿と同じだ。この竿を使って達人さんが釣っている姿を見たことがなかったが、三石忍が楽々50匹超えしていた。
三石忍はがまかつのフィールドテスターだから達人さんの1人。この人の釣り方は少し変わっていて、まず座って釣ることを推奨。目と同じ高さに竿先が来るようにして目で魚信を取るのかと思えば、「ブランクタッチトリガーシートのおかげで魚信が分かる」と解説していたので手で魚信を取っている? とすると座るのは、船の揺れを上半身で吸収してタナをキープしやすくするため? 座って釣った方がいいという理由がどうにも最後まで理解できなかった。
錘を30センチくらい底から浮かせて、竿を左右に動かし「カワハギが当たったと思ったら底に一瞬錘を付けてからアワセにいく」という釣り方。竿の水平移動だと仕掛けが思っているほど動いてないような気がして…誘いになっているんだろうか? 竿を動かすのは魚信が手元まで伝わりやすくするため? といろいろ質問したいことがあったがほぼ入れ掛かり状態に近いペースで釣れている(テレビの編集の関係もある?)。左右に動かして魚信が出ないときは竿を上げてから小刻みな叩き下げをしていた。
三石忍が先生役で、生徒役はふくだあかり。ふくだあかりの使っていた竿が閃迅カワハギ 極先調子(調子まで愛竿と同じ)だったので、なんか新しい引き出しを増やすためのヒントがないかなぁ~と見ていたのだが……ふくだあかりが釣っている最中のシーンはあまり映らず。
波が荒くて、立って釣るのがつらそうなときに、座って左右に竿を動かすという方法を試してみよう。波で船が跳ねるので、上下に竿を動かすと仕掛けが垂直方向に動き過ぎるってときには効果がありそうな気がする。でも…ロケの日はベタ凪(ただし時化後)だったから……波の荒いとき用という着目自体が間違いのような…。まぁ、テレビの画面越しであーだ、こーだと悩んでいても、理解が追いつくことはない。
船の上で、三石忍流のテクニックを再現できる範囲で試してみようと思う。カワハギ釣りっていろんな釣り方がありすぎて…悩ましすぎる。船上で見る達人さんの動きは真似しようにも真似しきれない。テレビなら解説付きなので、超人達の技同様、猿真似くらいはできそうだ。
著者: へた釣り