釣る人は釣るけど釣れない人はちっとも釣れないのがカワハギ釣りではあるが、餌の付け方など最低限の知識さえあれば、活性次第で今日は簡単!って勘違いをできる日もある。竿頭の人が50匹を超えている日は、カワハギくんもご機嫌で、ベラやトラギス追い散らしバリバリ食ってくる。
浦安・吉野屋、羽田・かみや、金沢八景・弁天屋の竿頭の人が釣った数をグラフにしてみた。カワハギ釣りの場合、超人さんや達人さんがいて普通の人が魚信を出せない日にも一人だけ釣っていることがあるので、山の高い低い自体には意味がないかも知れない。でも、3船のグラフの凸凹はある程度シンクロしているように見える。爆発傾向があったのが10月5日~11日くらい。4日に台風19号が通過し時化後の荒食いにも当てはまるし、2日まで24度を超えていた海水温が22.5度くらいまで一気に落ちるなど、カワハギの群れがかたまり活性があがる条件が重なったと思われる。
へた釣りはこの期間に2回釣行しているのだが……へた釣りさ~ん、月曜それ釣ったらTKB43予選突破ですよ~♪と良型中心であったり、TKB43かみや予選…アサリの剥き身汁で顔洗って出直しだなとへた釣りは釣れなかったけど釣っている人はバリバリ釣ってる日だったりした。達人さんたちの釣況を見ていると、へた釣りが乗った船もちゃんと爆発していたことになるのだが……爆発しててもダメな人はダメなのであるw スソの人の釣果も整理してみたが、0~5付近でフラットなグラフになってしまい、あまり意味がなかった。
釣果をまとめたついでに、今年の竹岡沖カワハギは良型が多いのでは?という手ごたえが本当かどうかを検証してみた。3船合わせて84回出船したうち、30センチ超えのカワハギが釣れたのは21回。4出船に1回の割合でデカハギが上がっているわけで、大物への期待感が明らかに高いような気がする。1日船に乗っていて、タモ出動の目撃頻度も昨年までより高いような気がするんだけど……気のせい? ちなみにへた釣りは今年まだ、タモですくってもらうサイズは釣ったことないんだけどね。
著者: へた釣り