釣りに行けない週末は、それ本当に必要なの?という余計な釣具への物欲がむくむくと頭をもたげてくる。走水沖の大アジに適した竿を探していたら、舞網工房の「PRO SPEC. 功匠 大鯵」が「食い込みのよさを追求」「口切れを如何に減らすか…の設計」と謳っておりめっちゃ欲しい。
走水の大アジに通っていたことがあるU原工房長から走水の特大アジの定義を教わった。「頭の小さい湾アジそのままのシルエットで1キロを超えた」アジこそが魚拓に値する走水黄金特大アジだという。U原工房長が釣ったことがある特大アジは42センチで980グラムだったそうで、45センチなら確実のようだ。37センチで走水黄金大アジゲット!とはしゃいでいたが、全然足りていない。37センチでも思ったよりパワフルな引きに驚いたわけで、もう少し柔らかく、やり取りしやすい竿の必要性を感じた。
大アジをキーワードに竿を探していると行き当たったのが舞網工房というお店。「大鯵対策」の竿が2種類売られていた。そのうちの1本が舞網工房オリジナルで製造はアマノ釣具が担当しているPRO SPEC. 功匠 大鯵。グラスソリッド100%で元径10ミリ、先径2ミリと細身の竿で自重は250グラム。「柔軟な穂先は鋭い感度を持ちながらも違和感なく食い込ませ」「追い食いも」狙いやすいとある。巻き上げ時 速やかに胴にのることで「大アジの口切れを最小限に減らす」そうだ。お値段約2万円。
著者: へた釣り