釣り場で「何ですか、それは?」と呆れられる釣り具が大好きだ。釣りフェスティバル2021で見つけたネタで買う枠は、がまかつの「うきまろブラクリ」、ダイワの「抱き魂タコ紅生姜レッド」、ささめ針の「謎のあんこう」。釣具店で見つけたら絶対に買うつもり。見つからないことが多いけど。
うきまろブラクリはかわいいから買う。黄色の丸オモリにうきまろの顔が描かれているだけのブラクリ仕掛けだ。テトラや堤防際の穴に落としたらおそらく何投かすると顔の絵なんて削れて消えてしまうだろうから使わない。ブラクリの仕掛けはロストも多く、市販品ではコストパフォーマンスが悪いのでフロロ6号の先糸に中通しのオモリと夜光玉を通して針を結んで自作する。ブラクリ用の仕掛け作りセットの袋の中に入れておいて釣れなかったときに癒してもらう用に買う。
抱き魂タコは「浮力が決め手! ゆらゆらとタコに強烈アピール」と書いてあった。堤防や船からのエギタコ用の集蛸剤と思われる。味は好物素材のカニ入りなんだそうだ。フックやサルカンなどに簡単に取り付けられるとある。エギの針やエギを付けるスナップサルカンに付ける? 「紅生姜レッド」「青海苔グリーン」「揚げ玉ベージュ」「卵イエロー」と4色あり、大きさは20mmと15mm径の2種類。タコに触れる気がせず釣行予定はないくせに、エギタコグッズは「タコ釣りボール」も買う予定。芳香剤に似たボールと紅生姜付きの仕掛け…持ってるだけで楽しそう。
謎のあんこうはちょい投げで使う小型テンビンのまさに謎の進化版と思われる。ちょい投げできる程度の重さがあり、海底には腹を底に付けて着底するバランスになっている。魚型の謎のあんこうの額からは海中でユラユラと揺れる夜行玉付きのアーム。その先に3.5センチ程度の短いハリスを結ぶ。エサは虫やオキアミなど。ハリスの長さからすると、ちょい投げというよりブラクリの進化版? キスやカサゴ、カワハギなどが釣れるらしい。
著者: へた釣り