夏になって海面からの照り返しがきつくなると、眼球がジンジンしてくる。酷いときにはしばらく竿を置いてペットボトルを目に当ててしばらく休んでないとダメなんてことも。かかりつけの眼医者から日焼け対策用の目薬に効果はないと教わったので、オーバーサングラスを買おうと決める。
昨年目が日焼けしてしまってつらくなってきたときに、紫外線による目の炎症対策に開発された専用の目薬を検討したのだが、眼医者に「そんなもの全く効果はない」と一蹴された。「日焼けした症状を治めるのではなく日焼けしないようにすべき」というのが医者の言い分。「サングラスはしてるの?」と聞かれたが、夏に限らず年中偏光グラスをかけている。「サングラスを通して見ている光ではなく、サングラスのサイドから入ってきている光で眼球が日焼けしているのでは?」との指摘があり、使っている偏光グラスがスポーツ(アウトドア)タイプではなく普通の眼鏡型なので、その可能性はあるかもと納得した。
アジツ抜けせずに頓死す釣行で今年に入って初めて眼球がジンジンと痛むという症状を味わった。今年こそ目の紫外線対策をしようと考えて、眼鏡のサイドから入ってくる光を遮断するゴーグルのような物がないかとさがしてみると、ダイソーで眼鏡をかけたままで使える「オーバーサングラス」という物が売られているのを発見する。108円で釣りができないくらい眼球がジンジンと痛むという症状がなくなるのであれば文句なしである。眼鏡の上からかける、偏光グラスの上からかけるの2パターンで試してみる。
108円の物に文句を言う気は全くないがデザイン的にちょっと安っぽいのが気にはなる。108円で眼球ジンジンが起こらなくなることが確認できたらコールマンのメガネの上から偏光サングラスに買い換えようと考えている。1790円で買えるので、目の日焼け対策に効果ありと分かっているのであれば高い買い物ではない。このタイプのサングラスでUVを完全遮断するとスキーのゴーグル跡みたいに間抜けな日焼け跡ができちゃわないかがちょっと不安。
著者: へた釣り