欲しい物はいっぱいある。いっぱいあるけど手が届かない。フィッシングショーで発表される製品の中にも気になる物はいくつもあるが、これは買う。なんなら今すぐにでも予約したいのが「KAIMEI SPECIAL」。折れてしまった愛竿のグレードアップ版で穂先だけ修理できるのが実にいいw
1年を通して一番登板機会の多い竿が海明30-210だった。もともとはイサキ用に買った竿だが、沖のウィリーに夏タチウオ、カイワリ五目に、アマダイ、小突きカレイと50号~80号のオモリを使う釣りは全部これ1本でやっている主力竿だ。昨年夏に穂先を2度も折ってしまった。折れた理由が分からずもう一度修理する気になれず、代わりの竿を探したのだが、ウィリーシャクリで似た挙動をしてくれる竿が見つからない。カワハギシーズンになり海明の出番がなくなる時期だったので竿探しは一時中断。その後海明の出番は一度だけあった。NW伊豆合宿でのカイワリ五目。折れた穂先のウィリーシャクリでカイワリが釣れたので、折れたままでも大丈夫?という手ごたえを掴む。一方で、下手くそなんだから道具くらいは万全にしときたいという気持ちも。
フィッシングショー2015に向けて発表された新製品の中に「KAIMEI SPECIAL」を見つけた。軽くて振りまわしやすい(この発想が折れる理由?)、7:3調子で操作でき魚を掛けてからは6:4調子に変化しバラシが少ないといった海明の特徴を継承しつつ、穂先が「タフテック+ハイパワーXティップ」になりねじれにくく折れにくくなっている。万が一折れてしまったときも「ソリッド交換サービス対象アイテム」とある。穂先だけの交換が可能で修理費を安く抑えられるはず(折りたくないけど)。ガイドがチタンフレームになったせいもあり、本体価格が1万円くらい上がっているが、1年通して使う竿なのでこれくらいの贅沢は許されると思う。
著者: へた釣り