今週末は何としてもクーラーに魚を入れて持ち帰りたい。パパの威厳に関わる問題なのである。先々週は「え~、釣れなかったの? 残念だったね」とボウズをくらったへた釣りを労わる空気があった。先週は「また釣れなかった」と報告すると、「あ、そう。その釣りダメなんじゃない?」。
ダメなのは自分でも分かっているが、面と向かって言われると、ムカッとするものである。とはいえ、夕食に饗されるはずの魚を持ち帰れなかったのは事実なわけで返す言葉がない。オニカサゴで鍋を作ろうとして買ったほかの食材まで「そろそろこの白菜だめかなぁ?」と無駄になっていく。魚を買うのは癪なので、お肉を買ってちゃんこ鍋にすることになった。中央にいるはずの存在感抜群の顔がない鍋は敗者の味がした。
今週末は何としても魚を持ち帰らなくてはならない。オニカサゴ以外の釣り物で、絶対にボウズを食らわない釣り。あった。羽田・かみやが24日の土曜日にウィリー五目がリクエスト出船の予定になっていた。ウルトラ五目ではなくウィリー五目。アマダイやオニカサゴを狙わずに「オキメバル主体でウィリ-仕掛けで釣れる魚を狙います」とのこと。ウィリーで持ち上げられそうな魚の反応に乗せて1日釣らせてくれるんだと思う。この釣りなら何もお土産がないってことはないはず。カイワリが混じれば、家に帰ってクーラーを開けてドヤ顔だってできる。
問題は波。予報を見ると金曜日までは荒れ模様。少量のコマセを振り出しつつシャクって止めるを繰り返す釣りなので、波で船が激しく上下すると思ったような釣りができない。第一、洲崎沖まで波のせいで到達できないときは貧果に沈むことが多い。パパの威厳を取り戻すにはコレだなと決めつつも、予約するのは予報がもう少し定まってからかなぁ? 24日がダメそうなら翌日のタチウオ&アマダイが本命なのだが、こっちだとへた釣りの腕だとボウズありそうだもんなぁw
著者: へた釣り