10月14日、つまり明日は江戸前サ-キット大会カワハギの部。湾奥出船3船の60名で、カワハギ1枚の全長勝負。へた釣りが予約済みの大会の中で最もマグレありのルールの大会だ。昨年に続いて1回くらいは拍手されたい。無理だよなぁ~と思いつつもできるだけの準備はしてみたよ。
まずはアサリを買いに。へた釣りの住んでいる場所の近所には小さなアサリを売っているお店がないので、パック詰めされたスーパーのアサリを引っかきまわして少しでも小さい粒の物を探す。3パック買ってちょうど1000円。数えると79粒入っていた。かみやで貰える殻付きアサリより明らかに大きいし、剥いてみると、カワハギの餌にするのがもったいほどのプリプリの身が出てくる。子供2号に「今日の晩御飯アサリ?」と聞かれて、「カワハギの餌」と答えると、「もったいなぁ~」と言われる。明らかに「全然釣れてないのに」というニュアンスが込められているような……。
人間、目標を設定すれば達成しようと努力するものである。へた釣りの目標は、アサリ3パックを30分で剥けるようになること。79粒なので1粒23秒くらい。タイマーをセットしてアサリ剥き開始!! 剥く速度はまだまだだが、剥き方のコツは分かってきている。本日もキモ破壊、水管切れともになしで、買ったアサリを無駄にすることなく剥けたのだが、30分で剥けたのは65粒。1粒30秒近くかかっている。アサリ剥きは30分で剥けた数の記録更新を狙って勤しもうと決めた。身が大きめなので少し多めに塩をして冷蔵庫へ。
大会での釣座は抽選なので、どこに座るかは選べない。どのみち電車釣行のへた釣りは胴で釣ることが多いので、舳や艫の人よりカワハギへのアピール度を上げて勝負しなくてはならないことは、TKB43かみた予選で達人さんに教わった。快適シンカーS+ブレードの誘い下げでアピールという戦術で臨むつもりだったが、ブレードをアワビ貼りにすればどうだろう、と余計なことを思いつく。思いついたら取りあえずやってみる。というわけで、快適シンカーS+アワビ貼りブレードを2つ作ってみた。カワハギは貝殻のきらめきに興味を示し、集寄板は貝殻を模したものと聞いたことがあるので、全く効果がないってことはない…と信じたい。
もう1つ、この2年間封印してきた中錘集寄を復活させてみた。「快適カワハギ キラキラ集寄」というのが、潮が速いときでもオマツリしにくいと、「超人達の技」で解説されていたので、これを購入。「快適カワハギ集寄RV」と組み合わせて使うとアピール度がさらに向上するとあったので、アピール度合戦になった場合は、この2つの組み合わせ+アワビ貼りブレードで、カワハギに餌の存在を見つけてもらう可能性だけは高めておこう。余計な物を付けると魚信を取りにくくなるかもしれないが、餌に気付いてもらう方を優先という方針で。
著者: へた釣り