クロムツやキンメダイを胴突き仕掛けで狙うと枝スが幹糸にクルクルとからみついてしまうことがある。枝スがからんだせいでせっかく掛かった魚がバレてしまうと悔しいし、縮れたままだと食いが悪くなるので枝ス交換で手返しも悪くなる。深場の勇者様から改善法を教えてもらったのだが…。
教わったのは親子サルカンの子のサルカンにスプリットリングを介してもう1つサルカンを付けるという方法。ダブルサルカンにして枝スの回転性能を上げ、リング+サルカン分だから2センチくらい幹糸と枝スの距離を離すことでからみにくくしているのだと思われる。教わったら試す。パーツはそろっていたので作ってみたが、スプリットリングの扱いが超苦手なことを忘れていた。悪戦苦闘しながら3つ作るのに20分近くかかり仕掛け1組分できたからと作業終了。釣行毎にこの作業はつらい気がした。改造後の親子サルカンに似た物はないかと探していると遊心館釣具の「三方サルカン」が勇者様印の改造親子サルカンに似ているのではないかと気付く。20個入りで2000円くらいなので買うのをためらう理由はない。次回中深場釣行は、ノーマル親子サルカン、勇者様印の改造親子サルカン、そして三方サルカンで枝スを出して、枝スがからむ頻度の検証実験をしてみよう。
著者: へた釣り