40cm級の猿大アジゲット釣行で冷蔵服3の感想を「涼しいというわけではない。危険なほどの暑さにはならない」と書いたが、少し工夫すれば猛暑日でも汗を一滴もかかずに済むように。冷蔵服3を稼働させながら体の前面に気化熱を利用するひんやりシャツシャワーを使えば超快適だった。
冷蔵服3は背面の首筋にペルチェ式の冷却装置があり、脳に向かう血流をまず冷やしているのだと思う。腰の周り左右にファンが各1個搭載されており、ペルチェ式の冷却装置で冷えた空気をベスト内で循環させることで、上半身全体も冷やす。朝のうちはこれだけで十分快適だが、気温が35度を超え、直射日光を浴びるようになると汗を少しかくようになった。熱中症にならないという役割は十分に果たしているが、どうせならもっと快適にと考え試してみたのが、クマくんスプレーこと「ひんやりシャツシャワー」との併用。服に吹きかけて気化熱で涼を得るこのタイプのスプレーは人工的に風流を作る冷蔵服3との相性抜群だった。少し暑いかなと感じ始めたら、体前面に吹きかける。ジッパーを上げるとベスト内に清涼感のある空気が循環しはじめ体感温度は一気に下がる。おまけに首の部分から顔に向けてミント風味の涼風が吹き出すようになるのであるからたまらない。1時間に1回くらいの頻度で「ひんやりシャツシャワー ストロング レベルMAX」(極悪虹クマくん)を使うと猛暑日でも汗を一滴もかかずに済む。バッテリーの問題も解決したし、猛暑は完全に克服した気がする。
著者: へた釣り