シロギスの振り分け仕掛けを作ってこれからまない?と書いたら、カワハギ地獄の閻魔大王様&drapapa名人からからみにくくなる仕掛けの写真をいただく。からみにくくなるだけでなく縒りも入りにくくなっていると思われる名人式シロギス振り分け仕掛けを写真を見ながら見様見真似で作る。
テンビンに固定するスナップサルカン近くに胴突き仕掛けの枝ス用によく使われる回転ビーズを結ぶ。そこから20センチ先にもう一つ回転ビーズを固定すれば閻魔大王様式のシロギス振り分け仕掛けのベースが完成する(たぶん)。スナップに近い側のビーズに30センチのキス針を結んだ枝スを、先端のビーズに40センチの枝スを結ぶと、30センチ・60センチの振り分け仕掛けになると思う。回転ビーズに固定した枝スは縒りが入りにくい。ハリス付きで売られている市販のキス針はハリス45センチのことが多いので1袋か2袋買っておけば1日釣りができると思う。
スナップサルカンに固定するベース部分にからみ防止のチューブをかぶせることでからみにくくしてある。先端にはサルカン機能を持ったハリス止めを付けることで縒りが入りにくくなっている。ハリス止めに30センチ・60センチの枝スを結ぶと30センチ・60センチの振り分け仕掛けになる。60センチのハリス付きのキス針は市販品がないので自分で結ぶことになるが船上で回転ビーズの小さな穴に枝スを通すのに要する時間を考えると、ロスタイムは針を結ぶ方が少ない気がする。drapapa名人は25センチ・50センチとさらに短い仕掛けの使用を推奨していた。
著者: へた釣り