カイワリは釣った翌日から3日間で食べ切れるだけお刺身で食べる。ツ抜けできたら釣った日にもお刺身で食べる。カイワリはへた釣り家の刺し盛りのセンターポジションを15年にわたってキープしている。お刺身で食べてこその魚だと思うが、20匹釣れると流石に食べきれない。その時だけ…。
カイワリのお刺身を美味しく食べられるのは釣った日含め4日間だと思う。それ以降はどうしても臭みが出てしまう。滅多にないことだが、カイワリが15匹以上、サイズによっては20匹以上釣れたときだけお刺身では食べきれない。そんなときだけ作ってもらえるのがカイワリの開き干し。脂の乗りが抜群の魚で、塩焼きで食べても美味しいと評価されている魚だ。干物にして味を濃縮して食べて美味しくないわけがない。お刺身では少し脂の乗りが物足りないかもという小ぶりの物でも干物にするとなにこれ?という美味さに化ける。カイワリの調理法でお刺身に次ぐもう1つの絶品が開き干しだ。残念なことに作れるほど釣れることはあまりない。
著者: へた釣り