釣りを続ける限り使えなくなったら後継機を買い続けると思われる釣具の1つがフォースマスター600DHだ。PE1.5号が巻いてありオモリ80号以下で電動リールが必要な釣りで必ず使っている。23フォースマスター600はドラグとタッチドライブが強化されただけでなく多機能になっていて驚く。
フォースマスター600DHは故障が多く安定して運用できなかったフォースマスター400の後継機として2019年に購入し、カイワリ、アマダイ、タチウオなどで使い続けている。PE1.5号を巻き、タッチドライブの誤操作を減らすためにカスタマイズし、中間速設定をカイワリ・アマダイ用、タチウオ用で切り替えて非常に快適に使っている。大事に使ってはいるがモーターが寿命を迎えて買い換えることになる。次もフォースマスター600DHを必ず選ぶと考えているほどに気に入っている。
23フォースマスター600の高機能化にまず驚いた。最大ドラグ力が25%アップし10kgになりドラゴン級タチウオとのやり取りが楽になっているそうだ。中間速巻き上げ中にタッチドライブを再度押すと加速し離すと減速するタッチドライブスピードロック機能が搭載されたことでカイワリやタチウオが喰い上げてきた時への対応がタッチドライブの操作だけで可能になった。タッチドライブスピードロックと中間速のON/OFFを組み合わせることで、青物とのファイトにおけるポンピング、コマセマダイでの細ハリスでのやり取りなどに優れた操作性を発揮できるようになっていると説明されていた。
高機能化以上に驚いたのが多機能化だった。フォールスピードを正確に制御できるフォールレバーが搭載された。テンヤタチウオやコマセマダイ、イカ釣りなどゆっくり落とす誘いが有効な釣りで使うらしい。ディスプレイがカラー化し探見丸の情報を表示できるようになった。竿先を見ている視線を大きく動かすことなく、海中の様子を把握することができる。フォールレバーと探見丸連動は使う予定がないので、せっかくの新機能なのに宝の持ち腐れ(故障の原因?)になっちゃいそうな気がする。高機能化したけど多機能化は見送ったフォースマスターBBなんて少し廉価なシリーズが出ないかなぁと望んでいたり。
著者: へた釣り