どこへ行くのか♪ どこへ行くのか♪ 夏のカイワリは甲殻類ではなく小魚を追っているのでは?という仮説を検証するために始めた土佐カブラを使ったカイワリング実験だが、ウィリーとハイブリッド化しカイワリング2.0へ。これでオールシーズンと目論んでいたがオキアミも使う3.0へと迷走中。
ベイトの違いに着目してアミエビを模したウィリーやオキアミなどの甲殻類ではなく、小魚を模した土佐カブラになら食ってくるのではと始めたカイワリングは、夏場に数こそ伸ばせなかったが良型を連発できたし、希少のカイワリを独占できるなど思っていた通りとは言わないが一定以上の成果はあったと思う。一方でベイトの違いではなくオキアミがハズれたりズレたりすることを気にせず速く鋭くシャクれるのが釣果に結びついた可能性もあると考え始めた。
実験初期は土佐カブラ3~4本針の仕掛けを使ったがカイワリが食ってくるのはほぼ一番下のカブラだった。下から二番目のカブラに1回食ってきただけで一番下以外のカブラはほぼ無駄になっている。季節が秋に移ったのもあり、ウィリー4本針+土佐カブラ1本のハイブリッド仕掛けを投入した。この仕掛けもオキアミを気にすることなく思い切りシャクれる。土佐カブラでも釣れるし、ウィリーにも食ってくることが確認できたので、オールシーズンこの仕掛けでいけるかもと考え始めたのだが…甘かった。
3月に入ると潮の澄み具合か、最初の想定通りのベイトの違いか、オキアミが圧倒的に有利な日に当たってしまった。先針を空針のウィリー仕掛けに変えて対応はしたが、ソフトにシャクらなければいけないしどうにも面白くない。で考えたのが一番下には土佐カブラ、下から二番目の針が枝ス10センチの空針、上3つはウィリーなキメラな仕掛け。空針にはリアルオキアミワーム タフかアジング用ワームを付けてみる。この2つなら餌がズレるのは気にせず思い切りシャクれる。ワームに食ってこなかったら生オキアミにすぐ変えてソフトにシャクる。
著者: へた釣り