この2週の釣果は24匹、27匹と束釣りを狙っている人の釣果としてはアレすぎなものだったが、潮さえ濁れば、曇ってくれればと3年ぶりのイサキの束釣り達成を諦めてはいなかった。ところがである……金沢八景・一之瀬丸のイサキ五目が8月末の禁漁を待たずに終了。無念すぎる。
2018年まで4年連続で達成できていたイサキの束釣り。2018年7月に自己最多を179匹に伸ばし、次の目標は二束とイキったところ、それ以降、ぱったり束を超えなくなってしまった。2021年のシーズンは2年続いた剣崎沖のイサキは行方不明?な手応えをようやく脱し、釣れれば型がよいし、魚信もまずまずあるという釣況に。久々に束超えという目標をクリアできるのではと考えていた。ところが数釣りシーズンに突入するはずの7月下旬になると潮が澄んでしまい思わぬ苦戦を強いられた。
澄潮だとウィリーを見切られてしまうようで魚信が目に見えて減る上に、食いも浅くなり魚信があっても掛からないしバレる。追い食いも一切と言ってよいほどに発生しない。束狙いを諦めたわけではないが、潮が濁るか、曇りで海の中が暗くならないと厳しいかなと考えていた。ソウダ対策のショート仕掛けを用意して、束が狙えそうな条件が整うのを待とうと考えていたのだが……。
釣り人は苦しいってことは、釣らせることを生業にしている船長はもっと苦しかったのかな? 一之瀬丸のサイトに「6日 (金)よりイサキ船は遠征五目船に変更」と告知された。「イサキウィリー仕掛とワラサ仕掛ご用意ください」とあるので、イサキとワラサのリレーってことだろうか? ワラサは釣っても持ち帰れるクーラーを持ってないので今季はイサキ終わりになっちゃうかも。
著者: へた釣り