張りながら伸ばすに苦戦し新島旨キンメは7匹でそれなりの釣果で釣れた&いただいたキンメダイを食べ始める。まずは炙り刺しで。しゃぶしゃぶや煮付け、干物など様々な食べ方ができるキンメダイだが、外食先で食べる物と釣り物で一番差が出るのが炙り刺しだ。新島旨キンメに間違いなし!!
船上でエラを切って血抜きしただけだが、キンメダイの身はとにかくきれいで、皮の金色がかったオレンジ色との対比も美しく見た目だけでもう美味そうである。皮際に脂が乗る魚なのでバーナーで皮をしっかり炙って軽く焦げ目を付ける。お皿に赤褐色の脂が溶け出して残る。もったいないのでつまの大根に絡めて脂も残さずに食べる。甘味と旨みがしっかりある。醤油を付けると勿体ない気がしたので、下田からの帰り道で買った生わさびだけを少量乗せて食べることに。

新島沖の旨キンメと伊豆の清流で育った生わさび、この組み合わせが裏切るはずはないと思っていたが……大ハズレ。鮫皮おろしでおろしたわさびはきれいなミントグリーンをしていた。なのに……香りも味もなにもなしのただのペイスト状の何かだった。生わさびを1本買ってここまでのハズレを引いた経験がなかったので驚いた。これならチューブで売っている葵ノ頂 静岡本わさびの方が遥かにましなので生わさびは1つまみ食べただけで残りはゴミ箱へ。わさびを変えれば新島旨キンメは間違いなく絶品だった。お酒は「司牡丹 純米吟醸 CEL-24」(通称:さかさぼたん)。フルーティーな香りで華やかなお酒なので脂の乗った魚とよく合う。
著者: へた釣り