フロロ1.5号で作るイサキの仕掛けは、枝スを編み込みで出すなど、良型(イシダイなどほかの魚?)が掛かったときに切れた部分の結びを強化して弱点を潰していくと、とうとう仕掛けの根本、サルカンとの結束部分が一番弱くなってしまった。サルカンとの結束強化の方法を調べてみた。
今季最大36cm&最多47匹でどやっで3回、今年の剣崎ウリンボ手強いで2回、仕掛けを切られてしまっている。うち3回は仕掛けの結び目ではない部分でプツンと切られてしまっていた。これはもうフロロ1.5号の限界を超えたと考えるしかなく針掛かりの瞬間に魚と引っ張り合いをせずに竿を送りドラグを出すなど釣り方でハリスへの負荷を減らすしかない。残りの2回は仕掛けの根本であるサルカンの結び目で切れた。サルカンとの結びは簡単結びで行っている。1回目に切れたときは締め込みが甘かったのかな?と考えたが、2度同じ個所で切れたとなるとその部分がウィークポイントになっていると考えた方がよさそう。
サルカンとラインの結束で強い結びを検索してみると勧められていたのが漁師結び(完全結び)。二重にしたラインをサルカンのアイに通し、本線と2重の輪をまとめてフロロなら4、5回端糸を巻き付ける。輪に端糸の先端を通して締めこんでいく。結び方はそう難しくはないが締め込みだけは慎重に本線と端糸をバランスよく引いていった方がよさそう。フロロ1.5号での漁師結びは結び目が小さめで少し不安になる感じだった。締め込み時の摩擦が大きいので細いラインだと本線が少し縮れてしまった。要練習なのと、もう少し太いライン向きの結び方かなという印象。
知っている結び方で一番強度が出るのが編み込みだ。輪にしたラインの先端をアイに通し、輪にサルカンをくぐらせてアイにラインが二重に巻いてあるよう(カウヒッチ)にする。あとは端糸は上から下からと交互に10回くらいハーフヒッチで結んでいく。時間はかかるがラインを引っ張ってもライン本線の一部に負荷が掛からないのでやっぱりこれが最強かな? 枝スの編み込みで5本針の仕掛けなら各20回ずつで100回編み込みをやってる。今さら10回編み込む回数が増えても仕掛け作りに要する時間は大して変わらない。自信をもって強度を出せるので編み込むことにする。
著者: へた釣り