外出自粛要請が解除され釣りには復活できたが、飲み歩きの方は東京で夜のクラスターが発生中のため復活の目途が全く立たない。居酒屋は夜10時まで開いてはいるのだが…接待を伴う飲食店の前に居酒屋へ行くもんな~。家で居酒屋気分味わうため雲仙ハムで最強ハムカツ計画。
居酒屋でメニューにあれば必ず頼む物がハムカツである。薄っぺらいハムカツではいけない。厚みは最低1センチ、できれば2センチ以上欲しい。厚みがあればそれで満足というわけでもない。魚肉ソーセージでは興ざめだ。ハムというからには肉でなくてはいけない。肉汁とまで書くと望みすぎだが、齧ると肉の味がしっかり感じられるものがいい。あらびきで肉の食感が残っていればベストだ。ソースをかけて食べる。一切れで緑茶ハイを1杯。4切れもあれば緑茶ハイ4杯で飲み物の安い店ならセンペロだって狙える。
ハムカツに適したハムを求めてあれこれ試してきた。上等なロースハムからモーニングステーキとして売られている物まで揚げてみて、一番しっくりきたのがボロニアソーセージだった。ハムじゃなくてソーセージ?と言われそうだが、衣をまとわせて揚げてしまえばハムもソーセージもそう変わらない。ある日、中目黒の居酒屋(店名は失念)で雲仙ハムのハムカツを食べ、その美味しさに驚いた。商品名こそ雲仙ハムだがハムではなくボロニアソーセージであると知り、やっぱりねと納得した。雲仙ハムはスーパーなどで買えるボロニアソーセージよりも肉の旨味が圧倒的に上。肉汁のジューシーささえある。5センチくらいの厚みに切って揚げると最強のハムカツができる。これさえあればもうしばらく居酒屋に行けなくても我慢できる。ソースがたこ八のたこ焼きソースなら完璧だ。
著者: へた釣り