ルアーを信じちゃいないと言うわりにはごくたま~にだが格好つけてルアーで釣りをしてみたくなることがある。条件は1つ。魚影が恐ろしく濃いこと。魚がいっぱいいればへた釣りのいい加減かつ稚拙な動きのルアーに食ってくるアホな魚もごく稀にいるはず。釧路港でデカクロソイを狙う。
今年の北海道遠征の初日はお昼くらいから堤防で時間つぶしを兼ねてのんびりと釣りをすることになりそう。釧路港から釣れる魚で釣ってみたい魚は……。カレイは今年も標津沖で釣るし、ウサギアイナメはよく引いて面白いが寄生虫の問題で生食できないので釧路ではとにかく魚としての価値が低く釣っても喜ばれない。一番食べたいのはシシャモだが夜に集魚灯を点けての釣りになるようで翌朝は船に乗るので夜釣りは無理。ニシンが釣れているという情報があり挑戦してみたかったが朝まずめ勝負の魚のようで昼からの釣行では無理そう。釧路の堤防から釣れる魚で釣ってみたい食べてみたい魚は何かと考える……。回遊待ちのスローな釣りすぎて好みではないがカラフトマスが入ってきていれば迷わずに狙う。カラフトマスがまだならクロソイかなぁという結論に。40センチ超えのクロソイが釣れるようである。
ジグヘッド+ソフトワームで狙っている人が多く、ウサギアイナメ、カジカに混じって釣れるようである。軽くキャストして底をピョンピョンと跳ねさせるように誘いながら手前に引いてきて探るでいいのかな? 平坦な岸壁よりもテトラが積んであるような場所がポイントになるんだと思われる。ワームでは太刀打ちできなかったとき用に、ブラクリ&イソメを持って行っとけば何かは釣れてくれるはずと信じて、やってみようと思う。クロソイは6年前に船からのロックゲームで1匹だけ釣ったことがある。結構いい引きをしてくれたと記憶している。
著者: へた釣り