アサリの剥き身汁ニンニク増し増しで顔を洗って出直しだ!!の第2弾のつもりだったが、ニンニク増し増しは封印することに。理由は簡単。手が臭くなるわりに効果が見えないから。魚信があるのに針掛かりしないガガガアレ?対策でアサリの硬さの調節と針選びを考え直してみることに。
昨年のTKB43予選でアサリの剥き身汁で顔洗って出直しを決意させてくださったM上達人からいろいろアドバイスをいただく。要約すると、以下の感じ。
1.中錘の位置で餌の動きが変わる。
2.宙→ゼロテンション→たるませの順にその日の状況を探る
3.集寄に凝るよりほかにやることがある
4.アサリは臭いより締め加減が大事
一気にいろいろ変えてしまうと、また何をやっているのか分からなくなるので、1~3はなるほど!と感心するだけに留めておいて、4についていろいろ考えてみることにする。
へた釣りは自分でアサリを剥くようになってから、大粒のアサリを硬めに締めた物で勝負することが多くなっている。理由はいくつかある。まず、餌をつけやすい。一発で餌を取られないことが多くカワハギが餌を突いている時間が長い。粒が大きいので良型が釣れる気がする。TKB予選突破を意識し硬め大粒アサリを用意するようになってから、25センチ以上のカワハギを手にする頻度が明らかに上がったので、一定以上の効果はあったと考えている。
アサリの締め具合(柔らかさ)が釣果を左右するなら、こう考えるのはどうか? 家で自分で剥くアサリは、半分ずつ分ける。半分はアミノソルト+味の素でいつも通りに硬めに仕上げ。残る半分は味の素だけで普通の硬さに仕上げる。船宿に着いてから剥いた物は、締める時間もほとんどないのでほぼアサリ本来の柔らかさで。取りあえず大事だと教えていただいたアサリの締め具合が違う物を3種類用意できる。どれが一番魚信が出やすく針掛かり率がいいのかチェックすることができるはず。
へた釣りの釣り方は少し底を切ってカワハギを誘い、餌を突く感触があったら誘い下げ。錘着底から少し送ってクワセの間を作ってアワセる。積極的に掛けアワセていくという釣り方ではなく、しっかりカワハギに餌を吸いこませてという釣り方なので、競技カワハギくわせというスピード系の針で釣果が上向くことが多い。結果がいいので、この針ばかり使うようになっていたのだが、何ともならない釣行で、このままやってっても何ともならないからハゲ針を使ってみたら、不思議なことにちゃんと針掛かりした。
カワハギが低活性のときは、餌の吸い込みが弱いのでハゲ針有利になるのかな? 餌が硬いせいで吸い込みきれないないってことも考えられるので、針選びは魚の活性だけでなく餌の硬さとも対で考えなくてはいけないような気もしてきた。餌が硬、並、柔。針がくわせと速攻。3×2なので組み合わせはたったの6通り。次回釣行の研究課題はこれだな!! 針の大きさもいろいろあるが、針の大きさは餌の大きさに合わせればOKという人が多い。針の大きさまで変えると組み合わせが4倍~5倍になってしまうので、今は考えない方向で臨むことにする。
著者: へた釣り