アサリの剥き身汁ニンニク増し増しで顔を洗って出直しだ!!の第1弾。宙で魚信がでないと苦戦するという傾向は昨年からあったが、底での釣りの方法が本当に分からなくなっている。タルマセて聞き上げという釣り方しか知らないのだが……釣れない。周りでやっている人もいない気がする?
カワハギ釣りは、タルマセで聞き上げを繰り返すという方法をまず教わった。底に仕掛けを着けて、仕掛けの長さ分くらい竿を送って、1、2と数えて聞き上げる。餌がなくなるようならこの動作の繰り返し、外道が多かったり、餌がなくならないときはタタいてカワハギに餌の存在をアピール。一昨年までこの釣り方でやっていた。クワセ三段活用のヒットパターン・チャートを作ったりして研究していたのだが、TKBなど型勝負の大会に出るようになって、良型カワハギに狙いを絞れる錘を底に着けない釣り方に変えた。アワビ貼りブレード命なので、底に錘を着けることはほとんどない。そんなわけで底で釣る方法をきれいさっぱり忘れた。
で、どうなったかというと、宙で魚信を出せない日は、「何ともならない」人になってしまった。昨年後半からこの傾向が続いている。タルマセ→聞き上げではほとんどカワハギを物にできない。アサリの剥き身汁で顔洗って出直し釣行では、宙では全くカワハギの気配がなかったので、全員底で釣っていたと思う。釣れている人の真似しようと周りを見回すと……。竿を仕掛けの長さ分送るようなタルマセ釣りをしている人はいない! ゼロテンションから竿を送っても20センチくらいまでの人が多かった。
TKB51予選で隣になったYOKOさんもこういう釣り方をしていたのを思い出す。カワハギ釣り教室に参加している彼女の釣り方なので……へた釣りが底の釣りをサボっている間に釣り方変わっちゃったのかも。錘を底に着けて、あまり大きく竿を動かさずに、10センチくらい竿先をフワフワさせて誘う。ゼロテンションと少しだけタルんだ状態を繰り返しているのかな? 宙で魚信がない日でも、ダメだっ!!とならないように、まずはこの釣り方を真似してみよう。
著者: へた釣り