スーパーカーブーム世代の真っただ中に小学生時代をすごしたために、無駄に格好よくて先進的な機械にものすごく弱い。昨年も「T3 AIR」に激しく反応したが、実売で5万円超えな上にソルトで使うには釣行毎の念入りなメンテナンスが必要と聞いて諦めた。3月発売の「T3 MX」はソルトOK!!
全身黒のスーパーカーといえば、ランボルギーニ・カウンタックLP500S。数あるスーパーカーの中でも特にスーパーカーらしいフォルムをしたカウンタック。ドアが横にではなく上に開き、タイヤまで黒一色の車体に銀色のホイールが抜群に映えて、子供心にもこれぞスーパーカーの代表!と位置付けていたような気がする。黄色や青、赤のカウンタックも見たことがあるが、子供心にカッチョエエ~なぁと、印象に残っているのは黒カウンタック。
T3 MX……黒いカウンタックLP500Sを意識してデザインされた?ってほどに受けるイメージが似ている。黒一色のボディにアクセントとして、サイドに配されたブレーキ調整用の銀色のツマミ。T3なのでカウンタックのヘッドライトのようにパカッとラインの放出口部分が持ちあがる。性能的にはもちろんダイワのベイトキャストリールの最高峰のリールなので、キャストの飛距離、正確さ、ドラグ性能、巻き心地ともに悪いはずがない。RYOGAにも採用されているソルトバリアタフクラッチを搭載することで、海での使用での堅牢性が増した。
問題はお値段。スーパーカーなんて憧れて眺めている分にはいいのだが、手に入れようとすると対価がとんでもないことになる。ダイワのサイトではメーカー希望本体価格未定となっているが、3万4125円(税込)という情報も。T3 AIRよりかなりお手ごろに、T3 1016よりも安くなりそうな感じだ。
実売価格は3割引きのお店で買えば……2万4000円くらい。安くはないが全く手が届かない値段というわけでもない。こんな高スペックなリールが必要なのか?と問われると、必要ないかもと答えるしかないが、日本の公道を走るのにスーパーカーは不要! シーバス用に左巻きのベイトリールが欲しかったので……買っちゃう? 買っちゃうな、きっとw
著者: へた釣り