今年の北海道遠征はどうも勝手の分からない釣りが多い。昆布森海岸沖のロックゲーム&タイラバについては動画なんぞをチェックしてどんなもんかいなと予習してみたのだが、そのあとには知床・幌別河口のカラフトマス釣りが控えている。使えそうなルアーをひっかき集めてみたけれど…。
シーバス師匠からタイラバについて「予備は多めに持参したほうがよいとおもいますよ(^^;)(できれば、60~100gメインで)」「水深30mだったら30、45gではかったるくて使い物になりませんよ(^_^;)潮があれば80gでもキツいと思いますよ」とのツッコミが。ルアー釣りに精通する師匠からのアドバイスなので、素直に従うべきなのだが、タイラバって1個1000円以上するので多めに持参しようとすると大散財になってしまう。ついでにポイントの状況が全く分かってない(水深・潮流)ので、80グラムと100グラムのを1個ずつだけ買い足しておこうと決める。持って行く予定のなかったジギングロッドも持って行った方がいいのかな? 高橋哲也はスピニングロッドでやっていたのでスピニングタックルの方がいい?
持って行くべき物に悩みが入りまくっているのはカラフトマスも同じ。ルアーケースを引っかき回して使えそうなルアーを集めてみた。スプーンは16グラムと21グラムの物が6個ほど出てきた。昨年買った「カラフトマス用」と書いてあるタコベイト付きのフックもいくつか出てきた。
スプーンにこのタコベイト付きフックを(餌も?)付けて釣るんだと思う。魚信が遠いときや根掛かり(昆布掛かり)が多発する場合は、ウキを付けてタナを固定して超スローリトリーブにするんだったと記憶している。ウキの余浮力は5.0号なので、21グラムのスプーンでちょうどいい感じのはず。
北海道の師匠から「幌別河口は浅瀬の岩場なので、必ず地球を釣ると思います。フローテングミノー(120mm)が面白そうです」との指示が届く。フローテングミノーは西表島のリーフトップゲーム用にいくつか持っていたはずなので、ルアーボックスをゴソゴソ。90ミリ~120ミリくらいのミノーがこれまた6個ほど見つかった。リップが付いてて1メートルくらい潜りそうなやつもあればトップで曳くと水しぶきをたてそうなやつまで。どれか使えると思うんだけど……どうだろう? シャローでの釣りになるという以上に何も分かってない。何を買えばいいのか分からないので、取りあえず持っている物でやってみよう。北海道の師匠から「一朝だけなので、失敗はゆるされません」なんてプレッシャーが……。
著者: へた釣り