東京湾初の20匹超えを達成して満足かといえば、まだまだ。取りあえず次の目標は船中上位に食い込む30匹超えだ。クワセ三段活用、宙層釣りの理屈は下手なりに分かってきたので、次のテーマは、その日、ポイントごとのカワハギのヒットパターンを素早く掴むこと。竿頭目指して頑張る。
どの釣り方ならカワハギを効率よく釣れるか……次のテーマはこれだなと気付いたのは20匹超えを達成した閃迅カワハギ7戦目。右舷にはへた釣り含めて3人の釣り人がいたのだが、大艫の人はタタキで底釣り。真ん中の人はゼロテンションが基本でときどき(ウネリのせい?)宙釣り。そしてへた釣りは宙釣りで釣っている時間が長かった。3人とも違う釣り方をしていたのだが、釣れる時合が違ったのである。へた釣りだけが順調なときもあれば、ほかの2人の方どちらかだけが順調という時間帯があった。
時間帯、あるいはポイントによって、釣り方を素早く切り替えられれば、1つの釣り方にこだわるよりも、カワハギが釣れる時間が長くなるはず。自分でクワセ三段活用、宙層釣りを試してバリエーションをつけてみるのは当然として、周りに釣れている人がいたらその人の釣り方を真似してみようと思う。チェックポイントは底か宙か、タタキありかなしか、タルマセてるか、タルマセの時間は、集寄ありかなしか。どれも竿や竿先の動きを見ていれば分かる。これだけで30匹見えそうな気がするんだけど……甘く見すぎかなぁ~? 明日、金沢八景・一之瀬丸から出撃予定の閃迅カワハギ8戦目から試してみようと思う。
著者: へた釣り