フィルダーキスといういつも使っているキス竿では胴突き仕掛けを操作しにくいと感じて少し硬めの竿を探していたが、アカクラゲの時期にシロギスの練習?釣行でもう1本持っていたキス竿のホワイトバロン鱚を使ってみると穂先がフィルダーキスに比べて圧倒的にしなやかなことに気づく。
アジもキスも目標未達でしょぼ~ん釣行で鮫洲・和彦丸の増尾船長から試してみてと貸していただいたTECHSTAR横浜も穂先が柔らかく食い込み重視の設計になっていることに驚いた。アカクラゲの時期にシロギスの練習?釣行では胴突き仕掛けと天秤仕掛けの両方をやってみようと持ち込んだのが、フィルダーキスとホワイトバロン鱚175。ホワイトバロン鱚は10年前に購入しその存在をほぼ忘れていた。キス竿を他に持っていないので竿置き場の奥の奥から引っ張り出した。本命は胴突きだったのでホワイトバロン鱚は天秤用にした。
キャストして驚く。穂先に弾力があるので軽く振り上げるだけで思った以上に遠くに飛んでいく。誘いは竿の動き始めを穂先が吸収するため出だしは鈍いが竿が曲がり切った瞬間に跳ね上げるとオモリが浮く。このオモリが浮いた瞬間から再着底するまでの間に魚信が出ることが多かったので、面白かった。掛け損ねは一度もなかった。食い込みはフィルダーキスよりもよかったように感じる。釣果には恵まれなかったが、天秤仕掛けで釣るならフィルダーキスよりホワイトバロンの方が釣りやすいかもという手応えを得た。
胴突き用の竿を探し始めたとき、天秤でも胴突きでも同じ竿でやっているという人がたくさんいた。胴突き仕掛けなのでカワハギやメバルのように積極的に誘っていく釣りをと考えていたが竿が硬すぎると当然魚信を弾きやすくなる。天秤用だと少し硬めの可能性があるフィルダーキスくらいの硬さがちょうといいのかもという気がし始めてきた。ホワイトバロン鱚には175Hというもう少し硬めのモデルもあるみたいなので探してみようかな。
著者: へた釣り