愛されてたのに…一度うまくいかないとあ~じゃね、こ~じゃねと全力で間違った方向に突っ走り、すっかり愛想を尽かされた。アマダイ釣りがまさに今、そんな感じ。熟アマダイと相思相愛なんて言っていたのは既に2年前のこと。三行半を頂いたままのアマダイとそろそろよりを戻したい。
へた釣りのアマダイの釣り方は底を7~8回小突いて煙幕を立ててから30センチくらいフワリと仕掛けを持ちあげる。仕掛けが馴染むまで4、5秒待ってまた30センチほどフワリ。これを仕掛けの長さ分より少し短めだから6回くらい繰り返したら今度はゆっくりと竿を下げてオモリを着底させる。オモリが着底したらまた小突き始める。海底付近をエビ(オキアミ)が跳ねているようなイメージで竿を操作し、誘い下げているときはエビがゆっくりと海底に帰っていくようなイメージ。
2年前までこれでうまく行っていたのだが……狙う40センチ超えの熟アマダイをずっと手にしていない。仕掛けを長くしてみたり、待つ時間を長くしてみたりと試行錯誤を繰り返すも、全くといっていいほどにうまくいかない。ポニョサイズ~35センチくらいのまでは釣れているので全く狂っているというわけではないのだろうが……微妙に何かが狂っているので大型を物にできないんだと思う。
今週末もカワハギに行こうかなと考えていたのだが、羽田・かみやの日曜日のリクエスト出船がLTアマダイだと気付く。しゃちょう船長が書いたと思われるアオリ文句が気にかかる。「シ-ズン最盛期を迎えデカアマGETに励みましょう~。40cmを超すサイズは体高もありまるで別魚です。当然味も違いますよ。そんな価値ある魚を求め頑張りましょう」。しゃちょう船長は有言実行の男だと信じて、アマダイ開幕させちゃおうかなぁ~。
著者: へた釣り